ホワイトサンズ国定公園から走ること1時間。
永遠に続くかと思われたホワイトサンズミサイル実験地区もここでおしまい。
車は引き続きLas Cruces(ラス・クルーセス)方面に向けて走る。
グルメ部隊めいろい、美味しいランチを求めて車内にて出来る限りの情報をかき集める。
ふむふむ、なるほど。 評判の良いレストランを発見!
ここ、
La Postaは1939年から創業している老舗のレストランだとか。 早速行ってみましょう♪
ドアを開けると、まず数匹のオウムちゃんたちがお出迎え。
広い広い店内はまるでカラフルなジャングル!こんなに愛らしいレストラン、初めて。乙女心グッと掴まれた☆
オーダーしたのは、お店の方オススメのニューメキシコ料理、TOSTADAS COMPUTESTAS。
お腹がすいていたのもあるけれど、今までで一番おいしいメキシカンだった~!食前に出されるサルサも最高!
ここ、Mesilla(ラス・クルーセスの隣の小さな町)はその昔、カリフォルニア~テキサス間を結ぶ大きな町だったらしく、その栄えていたであろう面影は今でも見ることができます。もっとゆっくり過ごしたかったなぁ、メシラの町。
奥に見えるのがOrgan Mountains。 ギザギザ頭が印象的です。
お腹がいっぱいの私たち(マルガリータ飲みたかったなぁぁぁ~...)、どんどん北へと進みます。
時刻はもう夕方となりました。
前々から調べていた
Truth or Consequences(真実か、結果か)という不思議な名前の温泉街。
今なら、ゆっくりお風呂入れるよ~。ご飯もゆっくり食べようよ~。運転疲れたでしょ?ここに泊ろうよ~。
と、いう私の優しい心遣いもキッパリと「いや、このまま進もう!」と断る相方。温泉入ってみたかったなぁ。。。
運転している相方も大変だけど、横で眠らず語りかける私も結構な大役。そろそろ口数も少なくなってきて・・・
アルバカーキーのダウンタウンまでは、おそらく残り20分ほどじゃなかったんでしょうか?
両側にチラホラと大きな看板が見えてきました。
それは・・・
CASINO の文字
相方 「お腹すいたねぇ~」
私 「そう?」
相方 「このへんホテルあるよ~」
私 「でも、ダウンタウンまであと20分くらいだよ」
相方 「運転ちょっと疲れてきちゃった。めいろいも疲れたでしょう?」
私 「ってか、アンタ、カジノに行きたいだけなんでしょう!」
相方 「いや、それだけじゃないよー。でも、ほら、だって、カジノだったらお酒も飲めるし♪」
私 「あー!アンタ、だから、T or Cの温泉街で止まらなかったわけ?!」
相方 「いや・・・ あ、でも、ほらこの旅って、僕の誕生日旅行ってわけでもあるんだし・・・ね!」
結局そんな会話を繰り返しながら、相方すいすい~っとI-25からHwy47へ入り、とあるホテルに駐車。
相方 「ここなら僕もお酒のんだって、すぐにお部屋で眠れるわけだし。それに誕生日だから運もツイてそうだし♪」
まぁ、結局ランチしてから4時間半もぶっ通しで運転してくれたから、ご褒美でいいかと私も納得。
ホワイトサンズの砂まみれの格好で「すみませ~ん、お部屋空いていますか?」とチェックイン。
シャワーを浴びて、早速カジノのバーでまずビールを2杯。 3日ぶりのお酒は美味!!
それからご飯を食べて、カジノで運だめし。
ギャンブルには全く興味のない、めいろい。
20ドル負けたところで「部屋帰って寝るわ」と相方を残して久しぶりのお湯に浸かり、早々に就寝。
夜中に相方が帰ってきた音で目覚める。
ハハハ、その顔は負けたな。
相方 「クッソ~!めいろいと一緒に部屋に戻ればよかった!!」
ほらね、だから言わんこっちゃない、バースディボーイ。
一体いくら負けたのかは知らないけど、まぁ、その時間楽しめたならそれでいいんじゃない?
これはまさに、"Truth" そして "Consequences"
明日も運転頑張ってね。
と、言ったころには、爆睡していた相方。 ねぇ、反省してんの?ちょっとぉ~!
こうしてニューメキシコ二日目の夜は閉じたのでした。 チャンチャン!